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◆ もっとも危険な「思い込み」
メールをきっかけに恋人を作ったり、チャットで素敵な友達が出来たり。 ネットによって、今までは会えなかったような人とも出逢えるようになってきました。 あなたの周りでも、ネットで知り合って結婚する人が出てきたんじゃないかな? これからますます、身近な出会いの手段として伸びていくでしょうね☆
でも、ネットが普及するにつれ、危険な部分も現れてきました。 それは、「文字だけの世界」と言う部分。 ネットでは相手の姿が見えない。声も分からない。 相手を文字だけで判断する分、より多くの誤解や思い込みを生んでしまう。 だから、ちょっと言葉遣いが変わっただけで、全く違ったキャラクターになってしまう。 相手に対して間違ったイメージを持ってしまう事も良く起こるし、 あえて魅力的なキャラを演出して、相手をだます人も出てくるんです。
人は誰でも、無意識のうちに相手のイメージを自分の中で作ってしまう。 しゃべり方や話の内容から、「この人はこんな人だな」ってイメージを作り上げています。 相手のイメージを作り上げることは、本来悪いことじゃない。 そういう想像力があるからこそ、メールや電話でもコミュニケーションが 取れるし、心と心が近づくお手伝いをしてくれる。
ただ、そうしたイメージが、「思い込み」となってしまうとタチが悪いんですね。 「この人はきっとこんな人だ!」と決め付けてしまって、実際の本性に気付かない状態。 こうした思い込みこそが、ネットを使う中で一番怖い部分なのです。
「出会い系」は、今マスコミで散々叩かれてるけど、 上手に使えば、本来はそんなに危険なものではありません。 確かに危ない・怪しい人はいるけど、別に沢山いるわけじゃない。 普通の人もアヤシイ人も、現実と同じぐらいの割合で集まっているだけ。
ところが、ニュースを見れば、出会い系の犯罪が良く目に付く。 実際、犯罪件数自体も、非常に増えています。
なぜ人の集まり方は同じなのに、ネットでは犯罪が多いのか? これは、ネットではついつい普通の人が騙されてしまうからなんです。
「 犯罪の件数= 犯罪者の数×犯罪者に騙される人 」
とすれば、犯罪者の数が同じでも、騙される人が増えれば件数は増える。 そして多くの人は、現実の出会いよりも、ネットの出会いの方が騙されやすいんです。 ネットでは、実際会わなくても文字で会話できる。 だからメールで話してると、ほとんど会った事がなくても、簡単に相手を信用してしまいがち。
特に日本人は、仲良くなった後のガードが甘いと言う欠点があります。 新しく人に出会った時、最初は警戒しても、一度仲良くなると、簡単に信用してしまう。
つまり、もともと「一回信用すると騙されやすい人種」なのに、 「メールだけでイメージを作り上げてしまう」から、すぐに信用してしまうんですね。 だから、犯罪に巻き込まれたり騙されたりする。
これが、今言われている「出会い系の危険」の正体です。 犯罪者が特別増えたわけじゃなくて、身の危険に気付かない人が増えたから、 犯罪が増えてしまった。
では、出会い系を利用する上で一番気を付けなきゃいけない人って、次のうちどれでしょうか?
1.明らかに怪しい人 2.普通レベルの人 3.誠実で、信頼できる人
この中で一番気を付けなくてはいけないのは、
3.誠実で信頼できる人! ネット上では誠実そうに見えても、本当はどんな人間かは分からない。
文章だけなら、いくらでも自分を作り上げることが出来るんです。
架空のキャラを演じれば、 ネットの上では、人気者になったり、人を惹きつけたりする事ができます。 だから、あなたが信じている人、魅力的と思っている人の中にも、 実は犯罪をたくらんでいたり、ただ女遊びをしたいだけの人がまぎれている。 一見素敵に見える人にこそ、一番気を付けなければいけないのです。
もちろん、メルマガを出している人の中にも、 メルマガを使って女を釣ろうと考えていたり、読者を騙して金儲けを企んでいる人が沢山いる。 (私の知っている中でも、ある有名メルマガが読者を騙していた事がありました) 本当の所は、何度も会って沢山話して、生身の人間に触れてみないと分からないんですよ。
だからあなたも、ネットだけで簡単に信用してしまってはいけません。 2〜3回会っただけで信用してもいけない。
何度も何度も会ってみて、 どんな人なのかを良く見極めてから信用するように心がけましょう。 ネットで知り合い、リアルで見極める。 二つの特徴を上手に使い分けて、色んな人との出会いを増やして行って下さいね☆
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